新型端末機によるギフトカードASPサービス支援で提携(凸版印刷/MCS)

2010年8月11日  11:06

凸版印刷株式会社は8月11日、モバイル・コマース・ソリューション(MCS)と、新型端末機によるギフトカードASPサービス導入支援事業において業務提携したと発表した。同提携により、「ギフトカードASPサービス」に対応する新型のギフトカード決済端末を共同で開発、同端末機による導入支援事業を8月中旬から開始する。

今回2社は、企業がすでに保有している環境でギフトカードASPサービスを導入できる新型のギフトカード決済端末を開発した。同端末を利用した場合、2~3カ月での導入も可能となり、従来POSシステムを利用する際に課題となっていたPOSシステムの改修作業における時間や業務負荷が大幅に低減できるという。さらにNTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)が開発・提供している独自トンネリング技術を用いたVPN機能「IP-WARP」により、インターネット環境で、高いセキュリティが要求されるギフトカード決済が実現できる。この新型決済端末により、POSシステムの改修などのインフラ整備の負荷を懸念していた企業や、テスト導入を検討中の企業などに対し、「ギフトカードASPサービス」の提案を強化し、ギフトカード市場のさらなる活性化を推進する。

価格は端末初期費用が買い取りの場合7万2千円/台、レンタルの場合は4千円/台(ともに設置費・保守費のぞく)。ギフトカードASPサービス初期導入費用は約80万円からとなる。月額利用料は固定基本料が10万円からとなり、従量利用料は入金額の1.5%。なお、端末レンタルの場合は6,000円/台となっている。両社では2013年度までに30社の導入を目指す。

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