2015年2月24日0:31
イオンと下関市は2015年2月23日、「地域活性化包括的連携協定」を締結したと発表した。今回の協定締結の目的は、両者が相互に連携し、下関市の地域活性化に協働して取り組み、市民の暮らしやすいまちづくりの実現を図ることとなる。
同協定により、イオンと下関市は、国内外のイオンの店舗網を活用した下関市産品の地産地消・販路拡大、市政・イベント情報の発信、市民の健康増進や食育、子どもや青少年の育成など、計11項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていくという。
取り組みの第一弾として、イオンは2015年4月上旬に、「しものせき晋作WAON」を発行する予定だ。券面には、国宝「功山寺」にある高杉晋作の「回天義挙」銅像をデザインした。まずは、中四国の「イオン」「マックスバリュ」「ザ・ビッグ」「ウエルマート」計210店で販売を開始し、その後、順次全国のイオンで販売する。イオンは、全国のWAON加盟店で同カードを使って支払われた金額の一部を、下関市の「日本の未来を担う人材の育成」の取り組みに寄付するという。
なお、カード販売目標は初年度3万枚で、発行手数料は1枚300円(税込み)となっている。