2015年3月25日8:50
イオンと郡山市は2015年3月24日、「地域貢献協定」を締結し、イオンでは3月25日から、「楽都郡山WAON」を発行すると発表した。
今回の協定締結の目的は、両者が相互に連携し、地域の一層の活性化および市民サービスの向上を図ることとなる。同協定により、郡山市とイオンは、国内外のイオンの店舗網を活用した郡山市産品の地産地消をはじめとした地産域消、地産外消などの販路拡大、観光振興、防災・環境保全など計5項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めるという。
同協定の取り組みの第一弾として、「楽都郡山WAON」を発行。戦後、市民の働きかけで著名団体の公演など世界的な音楽会が数多く開催され「東北のウィーン」と称された郡山市のイメージキャラクター「がくとくん」「おんぷちゃん」が、鳴り響く音楽に乗って踊っているイラストをあしらった。
イオンは、全国のWAON加盟店で同カードを使って支払われた金額の一部を、郡山の未来の担い手となる子どもたちを応援する取り組みに寄付するという。WAONは全国約20万7,000箇所の加盟店で使用可能だ。
まずは、東北地方の「イオン」41店、「イオンスーパーセンター」21店、福島県内の「ザ・ビッグ」6店、郡山市内の「イオンバイク」3店の計71店で販売を開始し、その後、順次全国のイオンで販売する。カード販売目標は初年度3万枚。