2015年3月24日18:42
三井住友カードは、百貨店を対象に、「ICOCA」等の交通系電子マネー、「iD」、「楽天Edy」等、複数の電子マネー決済サービスをPOS組込型で提供を開始する。
第一弾として、阪急阪神百貨店に「ICOCA」等の交通系電子マネー、「iD」、「楽天Edy」による決済サービスを2015年3月より開始した。併せて、食品スーパー「阪急オアシス」にも、すでに導入していた「iD」と「楽天Edy」に加え、「ICOCA」等の交通系電子マネーを4月より順次導入し、全店へサービス展開する。
一般的に、百貨店では、効率的な販売管理やマーケティング関連のデータ収集等のために、各売場においてPOSシステムが導入されており、多くのケースでクレジットカードの決済処理機能がPOSシステムに組み込まれている。
一方、電子マネーについてはPOSシステムとは別の独立した端末で処理することが多く、店員のオペレーションが煩雑となっていたという。今回、阪急阪神百貨店およびPOSベンダー等と協力して、百貨店で初めて複数の電子マネー決済サービスの機能をPOSシステムに組込み、連動させることで、スムーズな決済処理を実現した。