2015年3月24日22:56
「Zoff(ゾフ)」を運営するインターメスティックは、iPadを利用したソフトバンクテレコムのクラウド型POSシステム「クラウドPOS」を採用したと発表した。全国約150店舗にiPadを順次導入し、2015年5月中にクラウド型POSシステムへの移行が完了する予定だ。
従来のシステムでは、レジの入力ボタン数に制限があるなど、店舗ごとに必要となる多種多様な機能が不足しているという課題があった。同システムの導入により、ニーズに応じてカスタマイズが可能なタッチメニューから、商品ボタンを選ぶだけという簡素な入力作業を実現。さらに、バーコードの誤スキャンが減るため、顧客がレジ待ちする時間の短縮につながるという。また、各店舗がテナントとして入居する商業施設の独自ポイントや電子マネーなど、多彩な決済処理にも対応することが可能で、顧客により快適に買い物をしてもらうことができるという。
同システムに入力されたデータは、クラウド上に用意されたPOSサーバーにリアルタイムで集約される。そのため、ネット接続環境さえあれば、どこからでも、リアルタイムに全店舗の売上情報を確認可能だ。これにより、適正な商品配分・再配分を可能にし、地域特性に合わせたよりよい品揃えを提供することができるという。