2014年1月24日17:00
ソフトバンクテレコムは、飲食業や小売業などの店舗向けソリューションとして、タブレットを使ったクラウド型POS(販売時点情報管理)レジサービス「クラウドPOS」の提供を2014年1月17日から開始した。
「クラウドPOS」は、専用アプリをインストールしたソフトバンクテレコム提供のタブレットと、クラウドを連携させたPOSレジサービスとなる。安価で高機能なPOSシステムの導入が可能となり、小規模店舗や催事場での移動販売などで、詳細な売り上げ管理や会計業務などを実現できるという。
また、「クラウドPOS」は、スマートフォン決済ソリューション「PayPal Here」 と連携し、「PayPal Here」の専用カードリーダーをタブレットに装着するだけで、クレジットカードによる支払いを受け付けることが可能だ。さらに、「PayPal Here」導入店舗は、利用者が自分のスマートフォンに無料アプリ「PayPal」をダウンロードしペイパルアカウントを作ることで、現金やクレジットカードを使わずに顔パス感覚でショッピングができる「PayPal支払い」による販売スタイルを導入することも可能になる。
「クラウドPOS」では、店舗形態やビジネススタイルに合わせた3つのメニュー「Lite」「Standard」「Advance」からサービスを選択できる。また、ソフトバンクグループのデータセンターで運用するクラウド型サービスとして、提案から導入、保守までをソフトバンクテレコムがワンストップで対応するという。
提供価格(税別)は、初期費用26万円~、月額利用料金は、売り上げ管理に限定した個店向けのLiteが4,980円(1店舗)、複数店舗を管理する店舗向けのStandardが7,980円(1店舗)、基幹システムとの連携などフルカスタマイズを希望する店舗向けのAdvanceが個別見積りとなっている。