2015年4月23日18:26
フライトシステムコンサルティングは、スマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理ができる「ペイメント・マイスター for J-Mups」を開発し、2015年4月23日から加盟店向けに提供を開始すると発表した。
同社は、2010年9月より三菱UFJニコスの協力を得て、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にするソリューション「ペイメント・マイスター」を販売している。すでにホテル施設での決済、レストランのテーブルチェックや観光タクシーでの決済、旅行代理店等で利用されている。また2013年4月に、J-Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといった決済を一台で実現できるマルチ決済端末「Incredist(インクレディスト)」を発売開始している。
このほど発表した「ペイメント・マイスター for J-Mups」は、三菱UFJニコスの「J-Mups(ジェイマップス)」に接続。J-Mupsは、2012年7月より三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で開発・運営しているクラウド型マルチ決済システムで、クレジットカード(磁気カード、IC付きカード)、銀聯カード、J-Debitといった決済サービスのほか、各種規格の電子マネーにも対応可能だ。第一弾として、磁気クレジットカード、銀聯カードに加え、IC付きクレジットカード、J-Debitの決済に対応するという。
「ペイメント・マイスター for J-Mups」では今後、電子マネー、マルチ通貨対応、電子クーポンなど取り扱いサービスを拡大していく計画で、導入企業には新たなハードウェア投資をすることなく、ソフトウェアの拡張性により利用者の支払ニーズにあわせた決済手段を提供していく予定だ。