2015年4月27日15:00
コメリとグループ企業のコメリキャピタルは、ジェーシービー(JCB)と、コメリ店頭および国内のJCB加盟店で利用可能なプリペイドカード「アクアカード」の発行について合意したと発表した。コメリキャピタルとJCBは、2015年7月を目処に「アクアカード」の発行に向け準備を進めるという。
コメリキャピタルは、2010年6月より、JCBブランドのクレジットカード「コメリカード」を発行し、今春、会員数100万人を突破した。コメリグループ各店舗やWEBサイト「コメリドットコム」に加え、国内外のJCB加盟店で「コメリカード」を利用できる。
このほどJCBブランドのプリペイドカードとして国内初の発行となる「アクアカード」は、発行手数料100円(税込)だが、2016年3月までは無料で手にすることができる(再発行手数料は一律で100円〈税込〉)。事前に入金した金額の範囲内でホームセンター業界最多の1,169店舗(2015年3月末)のコメリグループ各店舗や「コメリドットコム」および国内のJCB加盟店で利用可能だ。
同カードは、18歳以上であれば原則誰でも申し込みができ、入会時の与信審査は不要となる。また、コメリグループ各店舗や、「コメリドットコム」での利用200円(税抜)につき1ポイントが貯まり、貯まったポイントはコメリ店舗や、「コメリドットコム」にて1ポイントにつき1円として利用できる。
「JCBプリペイドカードサービス」では、JCBが国内および海外のJCB加盟店でプリペイドカードが利用できる環境を金融機関やカード発行会社へ提供する。提携先の要望に応じて入会・発券、利用情報照会、残高管理などの業務処理に必要なシステムをJCBが受託することにより、業務・システム負荷を軽減可能だ。
JCBでは、2013年2月にフィリピンにて現地金融機関との提携によりプリペイドカードを発行しているが、「アクアカード」は国内では初となるJCBブランドのプリペイドカードとなる。
なお、「アクアカード」は海外JCB加盟店での支払いでは利用できない。また、高速道路や一部のタクシー会社などオフラインの国内JCB加盟店で利用できないケースもあるそうだ。