2015年5月1日13:44
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、三井住友カードと提携し、「PGマルチペイメントサービス」において、海外からの購入者でも現地通貨による価格でクレジットカード払いができる、多通貨クレジットカード決済サービス(多通貨決済)の提供を2015年5月1日より開始すると発表した。
EC事業者は多通貨決済を導入することで、世界44カ国・地域、人口にして40億人以上規模の海外市場へ向けて、現地通貨でのクレジットカード決済手段を提示することが可能となる。また海外の購入者においては、為替の変動を気にすることなく、現地通貨で表示された金額でネットショッピングを利用することが可能だ。
このほどGMO-PGが提供する多通貨決済は、欧米やアジアを中心とした21種類の海外通貨に対応したクレジットカード決済サービスとなる。外貨によるクレジットカード決済の導入を希望する国内のEC事業者向けに、「PGマルチペイメントサービス」の一決済手段として提供する。
EC事業者は、コンビニ決済や代引決済等の他の決済手段を追加するのと同様に、多通貨決済を導入・運用することが可能だ。これにより、海外の購入者に現地通貨でのクレジットカード決済を提供できるため、海外市へと販売エリアを拡大でき、販売数の増加が期待できる。
対応通貨は、 米ドル、カナダドル、ユーロ、英ポンド、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、スイスフラン、デンマーククローネ、ロシアルーブル、オーストラリアドル、韓国ウォン、人民元、ニュー台湾ドル、香港ドル、タイバーツ、シンガポールドル、マレーシアリンギット、フィリピンペソ、インドルピー、ベトナムドン、ブラジルレアルとなる。また、対応クレジットカードは、VisaとMasterCardとなっている。
GMO-PGでは、海外に現地法人を持つ日本のEC事業者向けに、2013年10月から各国通貨でのクレジットカード決済と現地の決済手段が利用できる「GMO-PG Global Payment」の提供を通じて、EC事業者の海外進出を支援している。今回の「PGマルチペイメントサービス」の提供開始により、今後は日本国内の事業者の海外の消費者を見据えたECサイト運営も積極的に支援する方針だ。
企業名 | 所在地 | HP | |
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サービス概要 | |||
GMO-PGは、ネットショップや SNS・スマートフォン上で展開するコンテンツなどの非対面販売型の事業者、NHKなど月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など5万4,000店舗(GMOペイメントゲートウェイグループ2015年3月現在)の加盟店に、クレジットカードをはじめとする決済処理サービスを提供しております。消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、日本の決済プロセスのインフラになることを目指しております。決済業界のリーディングカンパニーとしてイノベーションを牽引し、日本のEC化率の向上に貢献いたします。 |