2015年6月16日21:55
ビリングシステムは、グローバルベースで NFC リーダー等のソリューションを提供する On Track Innovations Ltd (oti社)と、国内における POS レジ、自動販売機、コインロッカーやタクシーなどにおける各種支払い、およびその他の支払手続きの高度化を実現するサービスの構築を目的に、業務提携契約を締結したと発表した。
昨今、日本を訪れる外国人旅行者は 1,000 万人を超えており、2019 年のラグビーワールドカップ、2020 年の東京オリンピックなどのビッグイベントも控え、その数は年々増加傾向にある。海外における支払は、NFCの技術を使ったクレジットカードや 「Apple Pay」、「Android Pay」などに代表される新しい決済サービスが急速な普及をみせている。
今回の業務提携は、海外の決済規格と互換性のある NFC サービスの展開を目的としたものとなる。oti社はNFCリーダーやキャッシュレス決済ソリューションなどの領域において多くの知的財産権を有し、自動販売機、POS レジ、ガソリンスタンド、コインパーキングでのキャッシュレス決済、公共交通機関の乗車券販売等世界各地で豊富な実績があり、高い品質と価格競争力のある製品を提供しているという。また、Visa MSD/qVSDC、MasterCard PayPass-M/Chip、EMV、AMEX ExpressPay、Discover ZipNetwork、Mifare、Proximityなど、数多くの認証を取得しており、最新の決済ソリューションにも対応している。
ビリングシステムでは、今回の業務提携により、同社製品の日本市場、日本企業への販売促進、及びこれに伴う決済代行サービスの提供を推進していく方針だ。