2015年7月22日20:39
アクセスプリペイドジャパン(APJ)は、三菱UFJニコスと提携し、2015年7月30日から、世界210カ国以上のMasterCardマークのあるATMとMasterCard加盟店で利用可能な海外専用トラベルプリペイドカード『T’s Currency Card (トラベラーズカレンシーカード)』の販売を開始すると発表した。
『T’s Currency Card』は、三菱UFJニコスのチャネルを使って販売していくもので「キャッシュパスポート」のサービス名称の1つとなっており、新デザインとなっている。 基本機能はキャッシュパスポートと同じく、旅行好きの人、留学生、ビジネスマンなどが利用できる海外専用のトラベルプリペイドカードとなる。
1つのカードで7通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、日本円)に対応しており、利用者は、渡航先に合わせて、それぞれの通貨に外貨建てで入金することで、事前にレートが固定でき、為替レートの変動リスクが回避できるという。海外への渡航前に日本で入金すると、現地でMasterCardマークのあるATMから現金を引き出せるだけでなく、渡航先のMasterCard加盟店でキャッシュレスに支払いができる。MasterCardのオンライン加盟店でも利用できるので、海外のオンラインショッピングにも使用可能だ。
残高は、次回の旅行時に利用できるほか、清算や、カード内のほかの通貨に移動させることができる。さらに、専用ウェブサイト「マイアカウント」で残高の確認や通貨の移動など、利用者自身でカード管理が行える。
なお、同カードにはEMV対応のICチップが搭載されているため、カード保有者の個人情報を守る高いセキュリティが確保されているそうだ。また、「オリジナルカード」と予備の「スペアカード」の二枚がセットになって発行されるので、万一紛失、盗難にあった場合、カードの再発行を待たずに「スペアカード」をすぐ利用できる。