2016年1月26日0:01
三井住友カードは、米国ベンチャーキャピタルが組成したファンド『Sozo Ventures-TrueBridge Fund Ⅱ』に出資し、日本や東南アジア各国への進出が期待できる革新的な技術やビジネスモデルを有するベンチャーとの提携を推進し、新規事業開発への取り組みを強化すると発表した。
同ファンドは、米国市場で成功し、さらなる成長のためにグローバル市場への進出を狙う有力ベンチャーと、日本の成長をリードする各産業分野のトップ企業を繋ぎ、資金調達と事業開発の双方でベンチャーの企業価値向上を支援することを目的としている。
三井住友カードは2012年11月、米国シリコンバレーに「米国市場調査室」を設置し、米国決済市場の調査研究、および、新規事業の開発に取り組んできた。
具体的な事例として、2012年9月、スマートフォンおよびタブレット端末を活用したクレジットカード決済サービスを提供するSquare, Inc.対し、当時としては米国以外の事業者で唯一の出資を行っており、さらに翌2013年5月に業務提携契約を締結し、戦略的パートナーとして日本へのサービス導入や日本向け新商品・サービスの開発に取り組んでいる。