2016年3月1日17:32
西日本鉄道、ニモカおよびタイムズ24は、2016年3月5日から、「nimocaレール&カーシェア」サービスを開始すると発表した。
同サービスは、交通系ICカード「nimoca」を利用し対象駅まで乗車した人を対象に、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の利用料金を206円優待するもの。今回は西鉄久留米駅と西鉄柳川駅を対象とし、水郷として知られる柳川市、とんこつラーメンや焼き鳥の激戦区として有名な久留米市を訪れる人に、サービスを提供する。
ニモカが発行する「nimoca」は、274万枚が発行されている。一方、タイムズ24が展開しているカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」は、58万人を超える会員が利用しているそうだ。
今回導入する「nimocaレール&カーシェア」サービスは鉄道とカーシェアリングの併用を促進するもので、交通渋滞の緩和、排出ガスの削減による環境負荷低減などに寄与し、地域貢献にもつながる取組みであるとしている。
また、同サービスの導入に併せてタイムズ24が運営する九州エリアの時間貸駐車場「タイムズ」のうち、nimocaサービス加盟の駐車場約300箇所において、駐車料金をスターnimoca・クレジットnimocaで精算すると200円(税抜)につき1nimocaポイントが貯まるサービスを開始する。1度の駐車場利用で、「タイムズクラブ」のタイムズポイントとnimocaポイントをダブルで貯めることが可能になる。