2016年4月7日14:55
未回収リスク保証型後払い決済サービスを提供するネットプロテクションズは、2016年4月7日から、同社が提供するあらゆるBtoB取引で掛売りを可能にする決済サービス「FREX B2B後払い決済」(フレックス ビー・トゥー・ビー)を、「SmartHR」の運営会社であるクフに提供を開始したと発表した。
クフは、「労務手続きの自動化クラウドサービス「SmartHR」を主軸として事業展開を行っている。「SmartHR」は、日本の中小企業419万社をターゲットとしており、2015年11月のサービス提供開始から約4カ月で750社以上に導入され、月の売上は約150%の成長を達成している。同社では、2017年度内に2万社の導入を見据え事業展開を行っている。こうした急激な成長を目指す中で、課題となっていたのが導入企業数の膨らみとともに増大する請求業務だったという。
事業開始当初はクレジットカード決済を行っていたが、企業を対象としたサービスであることから、請求書払いを求められるケースが発生していた。請求書払いは企業からのニーズが高く、新規顧客の開拓には必須でしたが、請求書発行から入金確認までの一連の業務負荷が重く、事業拡大のボトルネックになっていた。この課題を解決する手段として請求業務をすべてアウトソースできる「FREX B2B」が採用されたという。
「FREX B2B」は、与信、請求書発行、代金回収といった請求書払い利用において発生する業務をすべてアウトソースすることが可能になり、万が一の未回収発生時にも保証を行う。また、請求情報のデータを登録するだけで利用が可能なので、リソースを割くことなく請求書払いの提供を実現可能となっている。