2016年4月30日9:00
Alipayの元締めであるアントフィナンシャルが2016年中に上海市場へ株式公開を検討していることがわかった。
そうなれば、2010年以来最大規模の上場になると見込まれている。アントフィナンシャルは、ここ3年間黒字で推移。上場基準に合致している。
当局の許可がでれば、上海だけでなく香港市場への上場も検討しているという。アントフィナンシャルは、現在35億ドルの資金調達を計画している。
そうなれば、時価総額は600億ドル、7兆円弱になる。アントフィナンシャルの親会社はアリババグループ。株式の約3分の1を保有している。
アントフィナンシャルのマイクロレンディングは、2014年1月時点で300億元の残高を保有。利用者は2億人である。