2016年5月17日9:00
ライドシェアのウーバーが一大飛躍を期している。4,5億人の稼働客をもつAlipayと提携した。
Alipayの親会社アントフィナンシャル(Ant Financial)は先日45億ドルという巨額を調達したばかり。国際展開を目的とした調達だ。
ウーバーはAlipayの国際展開に便乗し、利用を加速する。提携は米国を含む68の国と地域が対象だ。都市でいえば、400カ所を超える。
Alipay利用者が国外でライドシェアを利用するときにはウーバーのアプリを利用、支払いはAlipayとなる。中国国内ではAlipayのアプリからウーバーが利用できる。
今回の提携で、Alipay利用者は国外でも元での決済が可能となる。インドではウーバー、Alipay、そしてペイティーエム(Paytm)間で同様の戦略をとる。