2016年7月16日9:00
米国のシティバンクは6月30日、傘下のシティプリペイド(Citi Prepaid Services)をドイツが本拠のワイヤーカード(Wirecard)に売却すると発表した。
取引詳細は不明だが、ワイヤーカードによるとこの買収によって2017年度には2,000万ドル強の売り上げが見込めるとしている。
ワイヤーカードはこの買収を基盤として、米国やカナダへの本格展開を考えているようだ。シティプリペイドの従業員120名は維持する。
アナリストによると、2022年までに世界のプリペイド市場規模は3.1兆ドルになると予測している。