2016年8月18日19:56
三井住友カードは、カード会員の属性やカード利用データ、スマートフォンの位置情報等に基づき、会員一人ひとりに合った最適な情報をタイムリーに提供する「Card Linked Offer(CLO)」の手法を取り入れた、新たな加盟店送客サービスを2016年9月より開始すると発表した。
三井住友カードが運営するポイント優待サイト「ポイントUPモール」の1コンテンツとして、2013年より展開していた加盟店送客サービス「お店でショッピング」を、2016年9月よりサービス面・機能面を大幅に拡充し、新サービス「ココイコ!」として本格スタートすることとなった。
「ココイコ!」は、クリック1つで来店エントリーが完了し、有効期限内に対象店舗でカード決済をするだけで、三井住友カード会員に「キャッシュバック」や「ポイント」といった特典が提供されるサービスとなる。店頭でクーポンを見せる手間を省くことができ、余計な手間なく利用できるそうだ。
従来の「お店でショッピング」も、三井住友カード加盟店から、新たなインフラ整備や店頭オペレーションの徹底が不要な点や、送客効果を可視化できるという透明性、またサービス利用者の約2人に1人が当該加盟店にとっての新規顧客であるといった実績について、評価されているという。
今回、「ココイコ!」では、4つの新たな機能・サービスを提供する。1つめは、すべての三井住友カード会員を対象とした優待情報を専用サイトに掲載する従来のオファー方法に加え、利用者の性別・年齢・居住地などの属性情報や、カード利用データ等に基づき最適化された特別な優待情報を個別に配信する「スペシャルオファー」を用意した。
2つめは、三井住友カードの会員サイト「Vpass(ブイパス)」で最も閲覧率の高いWEB明細画面や、「Vpassアプリ」の位置情報を活用したPUSH通知機能等を用いることで、会員の日常生活の中で効果的に「スペシャルオファー」を配信する。
3つめは、サービスの利用特典として、従来の「ワールドプレゼント」に加え、「キャッシュバック」も用意。会員は来店エントリー時に自身で特典を選択できるため、より会員一人ひとりのニーズに合ったサービス提供が可能となる。
4つめとして、「ココイコ!」では、2016年3月に導入したSalesforce Marketing Cloudを活用し、来店エントリー時やカード決済直後等、会員のサービス利用状況に応じて自動的にデジタルチャネルでフォロー通知を行う。これにより、会員とのOne to Oneカスタマージャーニーの実現を目指す。
なお、「ココイコ!」は8月10日現在、30ブランド1,300店舗以上の参加が決定しており、今後もさまざまな業種の加盟店へ、同サービスの参加を推進していく。
なお、今回の新サービス開始を記念し、2017年1月13日までの期間中、①「ココイコ!」を利用した人全員に、ポイント+10倍またはキャッシュバック+5%が適用される「上乗せプラス特典」と、②「ココイコ!」にて来店エントリーのうえ、期間中2万円以上利用した先着5,515名に、1,000円分のVisaプリペイドカードをプレゼントする「今すぐココイコ!特典」を用意したキャンペーンを実施するという。