2016年8月27日9:00
米国コインランドリー協会によると、年間売上は50億ドル、約5,000億円になるという。そのほとんどがクオーターコイン(25セント)での利用だ。
枚数に直すと200億枚のクオーターがコインランドリーに投入されている。コインの回収や輸送、セキュリティ対策を考えると、相当なコストだ。
これをカードやモバイル決済に置き換えたとしたらどうだろう。キャッシュレス手段の受付機能を付加する必要はあるが、そのコストを上回る効果があるのではないか。
BCCの調査によると、今後5年間で、自販機やATMなどセルフサービスの市場規模は300億ドル、約3兆円に成長すると予測している。
米国ではApple Payの登場で、自販機でのモバイル非接触決済が加速している。セルフサービス機器でのキャッシュレス決済は業務の効率化を促進し、小銭を駆逐する。