2016年8月23日21:17
三井住友カードは、2016年8月23日、ダイバーシティ推進の一環として、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが運営する「イクボス企業同盟」に加盟したと発表した。
イクボスとは、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績面でも結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)を指す。
イクボス企業同盟は、イクボスの必要性を認識し、積極的に自社の管理職の意識改革を行って、新しい時代の理想の上司(イクボス)を育てていこうとする企業のネットワークであり、加盟企業の取り組みやノウハウの共有、イクボス育成のためのイベント・勉強会の開催などを主な活動としている。
三井住友カードでは、これまでも育児や介護等時間的制約のある社員等の活躍支援のため、短時間勤務制度や休暇制度等の両立支援制度の拡充を行ってきたが、さらなるダイバーシティ推進を図るため、2016年4月に「ダイバーシティ推進室」を設置した。「すべての従業員が個性を活かし、最大限能力を発揮し高い付加価値を生むことができる、多様性を強みとする組織」への変革を目指し、ダイバーシティ推進の取り組みを強化している。そこで、ダイバーシティ推進のためには、管理職の意識と働きかけが重要であると考え、今回イクボス企業同盟に加盟することとなった。三井住友フィナンシャルグループでは、三井住友銀行、三井住友ファイナンス&リースに続いて3社目の加盟となる。