2016年9月1日9:00
Amexの元国際法人融資部門のCCO(Chief Credit Officer)が転職する先は、オルタナティブレンディングのレンディングポイント(LendingPoint)である。
レンディングポイントは2014年創業のフィンテックベンチャー。本拠はジョージア州ケネソーだ。2015年10月にデットファイナンスで1億ドル(100億円)を調達している。
レンディングポイントのターゲットはクレジットスコアが600点台のサブプライムだ。通常このスコアレベルでは融資を受けるのがむずかしい。
そこをあえて狙った。融資額は3,500ドルから最大2万ドル。返済期間は24カ月から最長36カ月だ。2016年8月末までに、融資総額100億円を達成すると発表している。
Amexの元融資責任者は、レンディングポイントでリスクマネジメントを統括し、与信の精度を高めていくという役割を担う。