2016年10月6日21:03
コナミデジタルエンタテインメントとセガ・インタラクティブは、両社が共同展開するアミューズメント向けマルチ電子マネーサービスを発表した。
同サービスは、「Suica」などの交通系電子マネーや、「楽天Edy」「nanaco」「WAON」「iD」「QUICPay」といった電子マネー、さらにアミューズメント独自のサービスを展開する遊べる電子マネー「PASELI(パセリ)」が、1つのシステムおよび決済機器で運用できるソリューションとなる(「iD」「QUICPay」のサービス開始時期は未定)。
専用回線を必要とせず、アミューズメント施設既存のネットワークインフラである「e-AMUSEMENT」(イーアミューズメント)や「ALL.Net」(オールネット)の活用が可能となっているほか、TFペイメントサービスが提供するクラウド型決済プラットフォーム「シンカクラウド」を基盤に構築され、それに対応するトッパン・フォームズのマルチ電子マネー端末を採用することで、少数導入時のコストを最小限に抑えることが期待できる構成となっているそうだ。
同サービスは、今秋より一部店舗での試験導入を経て、全国のアミューズメント施設へ展開していく予定だ。