2010年9月10日20:00
クレディセゾンは9月10日開催の取締役会において、セブン&アイ・フィナンシャル・グループ傘下のそごう・西武と行っている提携カード事業に関する包括的業務提携を行うことについて決議し、クレディセゾンとセブン&アイ・フィナンシャル・グループ及びそごう・西武は、今後のカード事業成長に向け、包括的業務提携契約を締結したと発表した。
今回の業務提携により、クレディセゾンが強みとするプロセッシング経験、マーケティングノウハウと、日本最大級の流通グループであるセブン&アイグループの幅広い顧客基盤、顧客接点を融合し、新たな金融サービス会社「セブンCSカードサービス」を設立する。
現在、クレディセゾンが発行会社となっているそごう・西武のカード事業を、同社100%子会社(2010 年9 月17 日に準備会社設立予定)に吸収分割の方法により承継させ(2011 年4 月1 日予定)、セブン&アイ・フィナンシャル・グループに準備会社の株式51%を譲渡する。クレディセゾンとセブン&アイ・フィナンシャル・グループは合弁会社により、同カード事業を推進するという。
セブンCSカードサービスは、セブン&アイ・フィナンシャル・グループの子会社であるアイワイ・カード・サービスと連携し、クレジットカードを軸に、電子マネー、共通ポイントサービスを複合的に提供する。これにより、セブン&アイグループの顧客マーケティングの一翼を担うことを志向し、会員数1,000万人超、取扱高2兆円超を目指す。