2010年9月13日6:00
ギフコはポイントギフトカード「GIFCa(ギフカ)」を9月7日~10日まで東京ビックサイトで開催された「第70回東京インターナショナルギフトショー 秋2010」(主催:ビジネスガイド社)で発表した。
「GIFCa」はポイント型のギフトを贈り、プレゼントされた人はポイントを利用して自由に商品が交換できるシステム。同社は以前、非接触ICカードを利用したギフトカードの実証実験に参加した時期もあったが、GIFCaはプラスチックの磁気カードを利用している。
ポイントは1ポイント1円に設定、ポイントの範囲内であれば複数の商品を自由に購入できるのが特徴だ。また有効期限内であれば、何日かに分けて利用することができる。さらに、GIFCaカードを2枚保有している場合は金額を合算して使用可能だ。
「従来のカタログギフトとは違い、ポイント内であれば自由に商品やサービスを組み合わせて利用できるのが特徴です。万が一、ポイントが不足している場合はインターネットで不足金額分をクレジット決済することができます」(ギフコ 商品本部 商品企画部 企画開発チーム チームリーダー 出射祥司氏)
申し込みはGIFCaマークの入ったカタログ、Webサイトから行うことができる。交換できる商品は、専用のWebサイトであれば温泉やレストラン、クルージングやエステなどの体験型ギフト、産地から取り寄せたグルメ、雑貨など5,000アイテム以上のなかから選択できる。
ギフトショーではオリジナルカタログ「選楽(せら)」とセットになったギフトカードを紹介。選楽のカタログにはWebサイト同様に数多くの体験型ギフトや商品が掲載されている。
今後ギフコは、社内インセンティブなど企業向けに同製品をプロモーションする予定だ。GIFCa採用により企業はオリジナルカードのデザインを選別でき、既存システムやカタログを利用することができるため、プロモーションコストを抑えられるなどのメリットがある。
また同会場では贈答用の「贈楽(ぞら)」カードを参考出展した。贈楽カードは3万円、5万円、10万円の3種類の金額を用意し、「大切な人へ、感動を贈る、プレミアムギフト」としてPRを行った。