2016年10月19日9:00
米国中小企業の成長要因はなにか。Amexは売上高25万ドルから10億ドルの企業500社を対象に調査した。調査期間は2016年8月11日から19日。オンラインでの調査だ。
米国外へ商品を販売している企業の80%が、1年前より売上を大きく伸ばしたと回答した。国際取引の平均成長率は26%というからすごい。将来の売上見込みも楽観的で、今後5年の平均伸び率が30%と回答した企業は76%という高い数字になった。
調査対象企業の90%が国際市場の成長力は高いと回答している。国際取引にはリスクはあるが、チャレンジなくして成長なし、と考えているようだ。
国際取引の課題として最も多かったのが、取引先企業との関係構築で75%。ついで法規制、配送コストがそれぞれ73%だった。さらに、文化・風土の違いが65%、政情不安が64%、言葉の壁が59%、海外市場の一般的な知識不足が57%だった。
Amexは2015年にGrow Globalプログラムを開発。リソースの提供やネットワーキングなどで、ビジネスオーナーの課題解決をサポートしている。