2016年10月28日11:50
凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)は、日専連ライフサービスが発行し、生活協同組合連合会 コープ東北サンネット事業連合の会員生協店舗で使える組合員コード付ハウス電子マネー「MiiCA(ミイカ)カード」に向けて、共同で運営する「サーバ管理型プリペイドASPサービス」を提供すると発表した。
「MiiCAカード」は、2016年11月1日より、まずは、生協としてはみやぎ生協から導入し、徐々に東北6県に拡大していく。
コープ東北は、地元専門店を事業基盤とする日専連ライフサービスと共同で地域の電子マネーカードを発行し、東北の経済振興を目指す。さらに、日専連ライフサービスが「MiiCAカード」を発行することで、コープ東北の会員生協店舗と、日専連ライフサービス加盟店で使用できるようにし、店舗事業の融通性と利用者の利便性を高める方針だ。また、従来の「MiiCAカード」の課題であった組合員証と電子マネーの2枚持ちを解消するため、組合員コード付ハウス電子マネーの導入を決定した。
「MiiCAカード」は通常のコープポイントに加え、入金1,000円ごとに3ポイント、利用300円(税抜)ごとに1ポイントが上乗せで付与される。16歳以上は誰でも持てるカードとなる。また、日専連ライフサービスホームページで、COOPトリプルカード(みやぎ生協と日専連ライフサービスで提携発行しているクレジットカード)からのクレジットチャージが可能です。クレジットチャージでは日専連スマイルポイントが貯まるという(日専連スマイルポイントとコープポイントはそれぞれのポイントに移行可能)。
また、コープ東北の会員生協店舗だけでなく、日専連ライフサービス加盟店でも利用する事ができる。
凸版印刷は、「MiiCAカード」のさらなる顧客利便性の向上に向けて、コープ東北、日専連ライフサービスとともに機能強化に取り組んでいくほか、コープ東北、日専連ライフサービスの推進するプロモーションやキャンペーン施策への協力を通じて、「MiiCAカード」の利用拡大を支援していくそうだ。