2010年9月14日8:10
中国銀聯公式オンラインショッピングモール「銀聯在線商城 日本館」(下)
9月から銀聯カードホルダーへの告知を開始
銀聯ポイントを使ってモール内でショッピングが可能
「最大の特徴は銀聯ユーザー6億人へのダイレクトプロモーションです。China Payでは9月半ばから大規模な中国内での告知を実施予定です」(物江氏)
例えば中国銀聯カード所有者に対し、DMやeメール配信やPOSから出力されるレシートなどへの告知を予定している。また銀聯カード会員の購買情報を活用し、性別・年齢・嗜好などのプロフィールに合わせてターゲットマーケティングを実施できる。
「China Payでは、すでに300万人のデータベースを保有しており、加盟店様からのセグメント配信やDM送付が可能になります」(物江氏)
そして、買い物や公共料金などの支払いで銀聯カードを使用した際に付加される「銀聯ポイント」をショッピング時に利用できるため、ポイント交換プログラムとしての活用も期待できるという。China PayではSEOやリスティングなどのプロモーションなども積極的に展開し、「金額は非公表ですが、相当な金額を銀聯在線商城のプロモーション費用として投入予定」(物江氏)である。
信頼性、安全性の高い商品が対象
2,014年に2,000億円の売り上げを目指す
「あくまでも銀聯の信用力を活かし、高品質で信頼性の高い『Made in Japan』『 Made by Japan』の商品を提供している加盟店が対象となります。日本館は今年500加盟店、来年は2,000加盟店、2014年には5,000加盟店を目指しています」(物江氏)
China payでは、日本館に訪れる人は延べで1億人。2014年の段階で日本館としての取扱高は銀聯在線商城の15~20%に当たる2,000億円を予定している。China Commerceによるとすでに加盟店から引き合いは多数あり、好調な出足を見せているということだ。
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