2016年11月24日19:38
ビリングシステムは、2016年12月より、同社が開発したスマートフォン決済サービス「Pay B(ペイビー)」の提供を開始するとともに、関連する機能についてビジネスモデル特許を取得したと発表した。
同サービスリリースにより、ビリングシステムが持つECビジネス、店頭決済機器(POS システム)、スマートフォン決済・マーケティング等のノウハウ、技術を「Pay B」へ統合し、競争力のある商品・サービスを新たに提供していくことが可能となる。
PayBはスマートフォンをベースとした統合決済プラットフォーム。利用者は、スマートフォンにダウンロードしたPayBアプリから、店頭決済、払込票・請求書の決済、電子カタログショッピング、寄付、小口会員決済など多様な決済機能・オーダー機能を活用できる。
PayBの加盟店は、新たな専用機器を導入することなく、既存のスマートフォン、タブレット、PCなどを用いて顧客の支払や注文を受け付けることが可能だ。
これらの決済は、スマートフォンアプリとリンクしたクレジットカード、もしくは銀行口座(リアルタイム口座振替/即時口座振替)をベースに行われ、利用者はキャッシュレスで支払いや注文が完了する。
また、PayBは、ビリングシステムが提供する「スマホ マルチ決済サービス」とパッケージで提供する。これにより、訪日外国人旅行者向けのWeChat Pay、銀聯モバイル決済などのサービスの利用も同時に可能となり、同じスマートフォン、同じ操作で、新たな決済サービスの導入と売上のUPを実現することが可能だ。
なお、Pay Bは、金融機関および事業会社等に向けたホワイトラベル提供を可能としたシステム設計としている。今後は、金融機関および事業会社等でのホワイトラベル提供を推進するとともに、インバウンド決済サービスにPay Bを追加でセットし「スマホマルチ決済サービス」の新たな決済チャネルとして加盟店開拓を推進する予定だ。