2017年2月28日15:11
イオンと大阪府吹田市は、双方のもつ資源を有効に活用し、協働して地域の活性化、および市民サービスの向上を図るべく、「地域連携協定」を締結したと発表した。
同協定に基づき、吹田市とイオンは、「健康づくり」、「地域防災・安心安全」、「ご当地WAONカードの活用」に関することなど、計12項目においてより緊密な連携を図るという。
同協定の取り組みの第一弾として、イオンは2017年3月1日から、「すいたんスマイルWAON」を発行する。カードの表面は、吹田市のキャラクター「すいたん」や「市立吹田サッカースタジアム」、大学のまち、鉄道のまちをイメージした図柄で、裏面には「万博記念公園」や紅葉の美しい「三色彩道」などの名所を配している。
まずは、近畿・北陸エリアの総合スーパー「イオン」、吹田市の「ダイエー」、「KOHYO」、「マックスバリュー」など、約110店舗にて販売を開始し、順次全国のイオン店舗で販売する。発行目標は3万枚。
ご当地WAONは、イオンの電子マネー「WAON」の一種で、地域社会に貢献するという企業理念に基づき、2009年に発行を開始した。利用者は、「すいたんスマイルWAON」を全国約28万3,000箇所のWAON加盟店で利用すると、その支払い金額の一部をイオンが吹田市に寄付し、「魅力あふれる吹田の地域づくり」に役立ててもらう。