2017年4月27日9:00
アリババグループの金融事業会社アントフィナンシャルは、韓国のKakao PayやタイのAscend Money、Myntなどを買収し、国際企業への基盤を固めているが、またまた外国企業を買収した。
今回買収したのは東南アジアでEコマースを展開するLazadaのオンライン決済プラットフォーム、ハローペイ(helloPay)グループである。アリババは2016年4月にLazadaを10億ドルで買収済み。その決済プラットフォームを買収した。
ハローペイはマレーシア、フィリピン、インドネシア、シンガポールでサービスを提供しているが、ブランドをAlipayに変更した。マレーシアのハローペイはAlipay Malaysia、フィリピンのハローペイはAlipay Philippinesというように、国名をAlipayの後につける。
アントフィナンシャルは今後10年間で20億人の顧客にサービスを提供するという目標を掲げ、着々と手を打っている。