2017年6月26日8:30
AnyPayは、同社が運営するわりかんアプリ「paymo(ペイモ)」において、2017年7月下旬より、リアル店舗で支払いができる「ペイモQR支払い」を正式リリースすると発表した。
paymoは、利用者同士がスマホで割り勘できるアプリとなる。従来、paymoは個人間の支払いのみに利用できていたが、リアル店舗でもQRコードによる支払いができるようになる。利用者はpaymoのアプリを起動して、設置されている専用のQRコードを読み取るだけで支払いが可能になる。支払いは、paymoに登録されたクレジットカードやポイント、My残高からも支払うこともでき、現金を取り出す必要がないという。また、paymoアプリ外からQRコードを読み取った場合でも、クレジットカードなどで支払いが可能だ。
導入店舗にとっては、決済端末の導入コストが不要で、Web上で商品登録をして、専用のQRコードを発行し、店頭にQRコードを設定するだけで利用できる。現在、都内数店舗のカフェや飲食店での導入が決定している。
「ペイモQR支払い」は、飲食店やカフェ、野外でのイベントなど、現金での支払いが多いとされる場所を中心に導入を進めていき年内1万店舗への導入を目指す。また、今後は決済 手段としてだけではなく、アプリのデータと連動させ、現金払いでは見えなかった、利用者の属性、購買データを可視化するとともに、顧客へのDM配信など、CRM機能への拡充も想定している。