ポンパレモールの安心・安全なインターネットショッピング環境に向けた取り組み(下)

2017年7月7日8:04

■リクルートライフスタイル

不正が減らない時期も~補足率と正答率のジレンマ
ロジックの変更と目視確認で不正を抑制

ポンパレモールの独自チェック、リクルートIDでの不正ログインのチェックなどを中心に不正対策を進めていましたが、新たにチャージバック補償制度、不正検知システムによる対策を実施し、気を付けるべきポイントが分かりました。

まずは“捕捉率”と“正答率”のジレンマがあります。捕捉率は不正使用のうちどれだけNGと判定できたか、正答率は不正検知システムでNGと判定したうち、不正使用だった割合となります。たとえば、捕捉率を上げると正答率が下がります。つまり、不正使用でない人を判断してしまいます。ポンパレモールでは、正答率を上げるための仕組みをかっこと相談しました。まず不正検知ロジックを追加し、そのうえで目視確認による不正チェックを行っています。

チューニングが必要

不正検知システムは、過去の不正実績やトレンドから、不正検知システムのロジックを追加して、情報を分析し、さらにロジックを追加します。さまざまなデータがスコアリングに影響します。最近、このジャンルの商品で不正使用が高くなっているといった際はロジックを変えたり、こういった地域からの不正が多いとわかればスコアリングを上げています。

2点目の目視確認は、O-PLUXによりOKかNGを出しますが、「不正だと断定できませんが、その傾向がある取引」に対しては保留とし、さらに、リアルタイムで目視によるチェックの仕組みを入れました。このように、システムと人の目を使って不正チェックをしており、不正が減少していきました。現在は不正の被害が増えている状況の中、ポンパレモールでは抑えられていると考えています。

また、ポンパレモールにはチャージバック補償制度がありますので、店舗の負担はゼロに近く、安心・安全なモールに近くなってきました。

その結果、不正が減ってきた

ECサイトがすぐにはじめられる3つの不正使用対策
「送付先住所」、「氏名」、「電話番号」に注意する

ECサイトでもシステム不要で、すぐに始められる不正対策があります。基本的なことを行えば、不正はかなり防げます。「送付先住所」、「氏名」、「電話番号」の確認です。

まず送付先住所で怪しいものはホテル、ウィークリーマンション、送付先が海外のもの、空室/倉庫、住所の最後に英語や記号があるなどです。Googleなどで検索すれば、ウィークリーマンションや、空室なのかを把握することが可能です。住所の最後に英語や記号があるかは、意味の分からない英語、記号などが書かれていたり、同一住所でないものになっています。こういった住所に対しては、少し気を付けていただければと思います。

また、氏名では、カードの名義人と、注文者の氏名が一致しているかをご確認ください。なぜなら、不正情報として取得されるカード情報は、カード番号と有効期限のみの可能性が高いです。そのため、名義人が一致していない注文は不正のリスクがあると注意してみたほうがいいでしょう。対策として、カード会社への属性確認が有効となります。

そして、電話番号は、当たり前ですが、実際に電話して、つながるかを確認します。つながった場合は注文内容と送付先を確認するためであることを話せば、理解してもらえます。あくまでも、何を注文されたのか、送付先を確認する目的での電話です。これは、EC特有の顔が見えない中で売買契約をしますので、どういう人が注文しているかを確かめられます。ショップにとっても機会損失につながりませんし、お客様にとっても信頼できる店舗であると思っていただける機会につながります。

以上です。ポンパレモールでは、今後もショップ、カスタマーに安心・安全な売り場を提供していきたいです。

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※本記事は2017年3月22日に開催された「ペイメントカード・セキュリティフォーラム2017」の株式会社リクルートライフスタイル ネットビジネス本部プロダクトマネジメントユニット ポンパレモールプロデューサー 山下 隆太氏の講演をベースに加筆を加え、紹介しています。

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