2017年8月25日9:00
ドイツのデジコン決済のフィンテックが米国市場へ参入する。その名はLaterPay(レイターペイ)、2010年の創業だ。
レイターペイはオンライン動画や記事、音楽などデジタルコンテンツの小額を対象にした決済サービスを提供している。
ユニークなのは特定の金額になるまでは決済しないということ。つまり後払いだ。だから社名はレイターペイ。後で払おう、と利用者に呼びかけている。ドイツでは5ユーロになった時点で精算する。米国では5ドルになるまで請求しない。
ビジネスモデルはB2B2C。メディア企業が顧客で、その利用者へ後払いのサービスを提供する。これまで新聞社は月次での定期購読をベースにしていたが、レイターペイを導入すれば、アラカルトで記事を配布できる。