2017年10月19日8:30
寺岡精工は、人手不足への対応と、チェックアウトのさらなるスピードアップを図るため、業界初の3機能(フル・セミ・セルフ精算機)切替式対面型セルフ精算レジ「HappySelf」を11月上旬より全国で販売すると発表した。
「HappySelf」は、店舗の混雑状況や人員配置状況に応じてフルセルフ、セミセルフ、セルフ精算機に切り替えて運用することができるPOSレジスターとなる。〔フル・セミ〕の切替は、『セルフ切替キー』を押下するだけで即時に切り替えが可能だ。また、フルセルフモード時は、他のレジからの会計データを受信してセルフ精算機として稼働させることができる。
客側には15インチの大型画面を採用し、年配の客にもより見やすく分かりやすくした。また、フルセルフモード時には店員側の画面にも客側と同じ内容が表示されるため、客が困っている場合など、店員が操作してアシストすることが可能だ。
販売価格は240万円から、レジ本体のサイズ(ディスプレー部分を含まず)は幅34cmとコンパクトなため場所を取らず、小スペースの店舗にも設置できる。
さらに、クラウド型マルチ決済サービス「Payoss(ペイオス)」および、米国の決済端末メーカー「Verifone(ベリフォン)」と共同で開発したクラウド型マルチ決済端末「P400」との連動により、クレジットカード、電子マネー決済に対応可能だ。
同社は、この新型レジをコンビニやミニスーパーを始めとして、惣菜・弁当・焼鳥店、セルフ飲食店、フードコート、さらにはクリニックなどへの導入を図り、さまざまな決済シ-ンにおける合理化と効率化の支援を推進していきたいとしている。