2017年11月28日9:00
インドのデジタル決済ネットワークUPI(Unified Payments Interface)の利用が急拡大している。銀行口座と直結し、24時間365日、リアルタイムで稼働する決済ネットワークである。
インド中央銀行(RBI)の報告によると、10月の利用件数は7,677万件となり、前月比149%アップとなった。利用金額では前月比33%増の702.8億ルピー(約1,200億円)だった。
平均利用額は915ルピー(約1,600円)。9月の平均利用額1,719ルピーよりダウンした。少額送金、少額決済が増えたからだ。
インド国内の金融機関だけでなく、UPIにはUberやWhatsApp、Google、Stripeなど、世界中の野心家たちが競って接続し、モバイル決済を展開している。