2018年5月16日9:00
中国検索最大手のバイドゥが金融部門(Financial Service Group:FSG)の大半(58%)を売却することになった。バイドゥの金融サービスは、ウォレットやクレジット、資産管理などを提供している。
売却先はプライベートエクイティファンドのカーライルやTPG。Taikang GroupやABC Internationalなども参加する。金額は19億ドルになる模様。
バイドゥはこの資金で、フィンテック経済圏への投資を加速。アリババやテンセントとの競争に参戦できる体制を敷く。
売却完了は2018年第2四半期。FSGのブランドはDu Xiaoman Financialに変更、新たな独立企業としてスタートするようだ。CEOはバイドゥから出す。