2018年5月28日20:57
横浜DeNAベイスターズは、2017年12月に募集開始を行った新たなスポーツ産業の共創を目指す新事業「BAYSTARS Sports Accelerator」(ベイスターズ スポーツ アクセラレータ)の第1期プログラム参加企業としてギフティを決定したと発表した。今後、横浜DeNAベイスターズとギフティは、地域経済活性化を目指した電子地域通貨サービスの開発を検討するという。
第1期「BAYSTARS Sports Accelerator」は、「スポーツ観戦体験」、「ファン層の拡大・満足度向上」「スポンサー企業への提供価値」「物販・飲食サービス」「スポーツ技術」「新たなスポーツ分野」という6つのテーマで募集を行い、2018年1月までに合計52件の事業プランの応募があった。その中で、「成長性」「実現性」「必要性」の3つの観点を重視し、応募企業との面談を重ねた結果、第1期プログラム参加企業としてギフティが決定した。
同プログラムでは、横浜DeNAベイスターズが保有するデータやネットワークを活用し、ギフティが保有する地域通貨ソリューション「Welcome!STAMP」をベースとした電子地域通貨「BAYSTARS coin(仮)」の開発を行い、横浜スタジアムや対象エリアの加盟店で「BAYSTARS coin(仮)」を用いた決済が可能となるサービスを検討する。現金を持ち歩くことなく決済が可能となることで、観戦客の利便性向上につなげる。さらに、利用者が街に回遊することで対象エリアの加盟店に送客の機会を提案し、地域に根付くエコシステムの構築に取り組むそうだ。