2018年8月9日9:00
米国最大手のスーパーチェーンであるクロガー(Kroger)は、Visaクレジットカードの受付をストップする。まずは8月14日から、カリフォルニア州のFood Co.21店舗と5カ所の給油所で。
理由は高い手数料。米国マーチャントは毎年900億ドル(10兆円)を超えるカード手数料を払っている。クロガーが払っているのはその一部だが、その削減が狙いだ。
「Visaのレートと手数料はクレジットカードブランドの中で最も高い」とクロガーのFood Co.はコメントしている。削減分は消費者へ還元する。
クロガーの今回の措置は、値引交渉の常套手段とみられても仕方がない。これもアマゾンエフェクトなのか。