2018年10月23日9:00
世界第2位のファッション小売H&Mが、フィンテックへ投資することになった。アパレルもデジタルトランスフォーメーションが喫緊の課題になっている。
H&Mが出資するのはスウェーデンの決済FinTechクラーナ(Klarna)。1,560万ポンド(23億円強)でクラーナ株式の1%弱を買った。
クラーナはオンライン決済に強く、自社でリスクを取る後払いが特徴。スムースな後払いで、導入マーチャントのコンバージョン率がアップしている。
出資提携により、クラーナはH&Mの返品とデリバリーを簡素化する役割を担う。H&Mの返品とデリバリー、決済は顧客のフラストレーションの元となっていた。