2018年10月26日19:53

Visaは、米国時間の10月23日、EMV Secure Remote Commerce(SRC)仕様のドラフト版を継続して支持する旨を改めて表明し、デジタルコマースにおける情報入力の手間の低減とセキュリティ向上に引き続き取り組むことを明らかにした。

EMV SRC 仕様のドラフト版は、ネット環境で消費者、加盟店、イシュアに同じデジタル決済体験を提供するデジタル取引の基盤を定めるもので、一貫性、利便性、セキュリティに優れた決済方法を実現するという。EMVCoは昨年、決済エコシステムのさまざまな事業者から同ドラフト仕様に関するフィードバックを募った。Visaでは現在、加盟店、イシュア、決済ゲートウェイなどの関係者に対し、45日間のパブリックコメント期間中にフィードバックやコメントを提出するよう推奨している。EMVCoは仕様の最終化後、完成版を公表する予定だ。

Visaは、世界標準に準拠した決済体験を提供することで、選択、プライバシー、セキュリティの主要原則が決済エコシステム全体にわたって確実に守られるよう支援している。また、標準化はデジタル決済の効率化にも役立ち、一貫性の向上と、消費者の不満や買い物の中断につながる情報入力の手間などの低減を可能にする。

この進化の一環として、26のグローバル市場で 4,000万以上の消費者アカウント、35万以上の加盟店、1,600以上の金融機関が利用している「Visa Checkout」では、2019 年半ばから新しい EMV SRC 仕様を採用し、参加カードブランドであるVisa、Mastercard、American Express をサポートする予定だ。

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