2018年11月8日20:44
セブン銀行、GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)、ポケットチェンジ、TORANOTECの4社で始動する、買い物で生じたおつりやポケットの中の小銭を投資に回す『リアルおつり投資』プロジェクトが、金融庁の「FinTech実証実験ハブ」の支援案件として採択されたと発表した。
同プロジェクトでは実証実験を通じて、日本の潜在投資家に全く新しい形で少額投資の機会を提供することで、日本の人々の生活に投資を根付かせることを目指すとともに、今後さまざまなシーンでの活用が期待できる新たな投資手段、および資金移動手段の検証を行う。トラノテックの完全子会社であるTORANOTEC投信投資顧問が提供するおつりで投資アプリ「トラノコ」の利用者を対象に、買い物で実際に生じたおつりやポケットの中の小銭を、 そのまま投入できる機械(おつり投入ボックス)を試験設置。利用者は、おつり投入ボックスでQRコードによるユーザー認証を行い、手元のおつりや小銭を投入した後、トラノコアプリ内で投入金額を確認・承認することで投資を行うことができるもの。 おつり投入ボックスの設置場所は、丸の内センタービルディング1階(東京都千代田区丸の内一丁目6番1号)他となり、2019年2月~4月まで実施予定だ。
同プロジェクトを実施するにあたり、おつり投入ボックスの開発をポケットチェンジ、おつり投入ボックスの管理・運営等をセブン銀行、おつり投入ボックスに投入したおつり・小銭データの管理・送金をGMO-PG、投入したおつり・小銭の運用等をTORANOTEC投信投資顧問が担当する。