2018年11月26日15:41
アイリッジの連結子会社であるフィノバレーは、NTTデータの運営する「BeSTA FinTech Lab」が京都銀行の長浜支店内に出展するデジタル体験の展示において、スマートロックと連携した次世代電子地域通貨「京銀コイン」のデモンストレーション展示を提供すると発表した。
同社では、電子地域通貨サービスとなるMoneyEasyのデモンストレーション環境を利用した、二次元コードの読み取り方式による電子決済・キャッシュレス体験を提供するという。MoneyEasyを利用し商用化されている岐阜県飛騨・高山地域の「さるぼぼコイン」、千葉県木更津市の「アクアコイン」等と同様に、スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを体験することが可能だ。
さらに同展示では、スマホアプリを使って鍵の開け閉めができるスマートロックをMoneyEasyと連携させることで、京銀コインで決済体験をするとブースに設置されたボックスの鍵が解錠し、ノベルティを持ち帰ることのできる仕組みも用意した。同仕組みはBeSTA FinTech Labと共同で企画したもので、電子地域通貨を活用した次の展開に向けたプロトタイプとなるそうだ。今後は、電子地域通貨ユーザー限定で入場できるイベントやサロンの展開など、新たなユーザー体験提供への応用を目指す。