2018年11月26日15:54
LINE Payは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、2018年12月6日より、freeeが開発・運営する「クラウド会計ソフトfreee」のOEMで「LINE店舗経理」として取り扱いを開始すると発表した。
「freee」は、人工知能(AI)技術を使った機能開発や金融機関との連携により、バックオフィス業務効率化のソリューションを提供している。LINE Payとは、今年のLINE社事業戦略発表会「LINE CONFERENCE 2018」において、業務提携を発表した。
今回、SMB分野への取り組み第一弾として、「会計freee」をOEMした「LINE店舗経理」を開始する。個人事業主の確定申告や、SMBにおける経理業務が行えるクラウド会計ソフトで、無料でスタートできる。全国の「LINE Pay」加盟店や、37万超(2018年10末月時点)の認証済み「LINE@」アカウントの運営企業などに対し、決済や販促を超えた、店舗経営のソリューションサービスとして、「LINE店舗経理」を案内するそうだ。
販売開始当初は「会計freee」のサービス内容と同様だが、今後は「LINE」トーク上でチャットボットを使って、質問に答えていくことで個人事業主が確定申告を行う際の準備ができる機能や、店舗の経営に関する情報を「LINE」アカウントで通知するなどを想定している。