バレンタインデー期間における世界の消費者動向を分析(Mastercard)

2019年2月14日21:34

Mastercardは、バレンタインデーの 3 日前にあたる2月11日から、バレンタインデー当日の2月14日の4 日間において、過去3年間の世界におけるクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの取引状況を分析した、「Mastercard Love Index 2018」を発表した。

同調査では、2018年の同期間におけるギフト購入額が2016年比で3%増となった中、2018 年のバレンタインデー当日にギフトを購入する消費者が4日間で最大30%に達し、駆け込み需要の増加を示した。また、2018 年にバレンタインデー当日にギフトを購入した消費者の中で、オンラインショッピングを利用した割合は2016 年比で76%増加し、オンラインショップに対する、速さ、便利さ、商品の選択肢への信頼性の高まりを示している。

ギフトの種類別では、2018年の贈花の消費額は、2016年対比で 7%増、宝石の消費額は 8%減となった。一方で、書籍や楽曲音源の購入金額は41%増となり、相手の好みに合ったギフトを購入する消費者が増えていることが分かった。また、2018年のホテル宿泊の取引件数は2016年比で 9%増、消費総額で5%増となり、昨今の「モノ」より「コト」が好まれる傾向がさらに強くなってきていることを示した。

コンタクトレス(非接触型)技術の利用は増加を続け、2018年の取引金額は2016年比で 229%増、取引件数は193%増となった。現在、世界114カ国の900万カ所以上でコンタクトレス決済が利用できる状況からも、コンタクトレス決済は今後も増加傾向が見込まれる。

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