2019年2月26日18:40
海外送金サービス「PayForex」を運営するクイーンビーキャピタルは、日本から海外の携帯電話に利用料金をチャージできるサービス「PayForex Top-up」(ペイフォレックス トップアップ)の提供を、2019年3月1日から開始すると発表した。
同社はこれまで、海外の銀行口座へ24時間送金できるサービス「PayForex」を展開していたが、このほど、海外では主流である携帯電話へのチャージ(プリペイド)に着目し、「PayForex」を利用して母国の携帯電話にチャージできるサービス「PayForex Top-up」の提供を開始することとなった。
利用者は、メニュー画面から携帯電話の利用契約をしている国名を選択し、電話番号を入力するだけで、自動的に通信会社が選択され、国によって異なる携帯チャージの手続きも操作できる。
対応可能な国は151カ国。言語は、中国語、ベトナム語、英語に対応し、今後、対応言語の拡大を予定している。
今後は、外国人技能実習生を管理している団体へサービスの周知を図るほか、自身の母国の携帯を解約せずに所有している外国人の利用や、日本人の親が海外留学をしている子供の携帯料金を支払う際の利用など、在留外国人労働者以外に適した用途を周知していく。
また、携帯電話へのチャージと同様に手続きに手間がかかるとされている電気・ガス・水道といった公共料金についても、支払いのためにチャージできるサービスの追加も予定している。