2019年3月7日9:00
中国政府は個人間融資(P2P Lender)で海外逃亡していた62人を逮捕し、380のP2P融資プラットフォームから100億元(約1,600億円)の資産を差し押さえた。
中国P2P融資会社は中国GDPの成長を受け、雨後の筍のように乱立。最盛時には3,500社強もいた。
しかしその多くは低リスク、ハイリターンを歌っていたが詐欺的なものだった。P2P融資が提示した投資データはほとんどがフェイクだったのだ。
中国当局は、2018年6月から習近平首相の汚職撲滅運動の一環として取り締まりを強化していた。それに引っかかったのが今回の62人。タイや、カンボジアなど16カ国に逃亡していたが、中国に連れ戻された。