2019年4月17日19:40
PT Corporation(本社:ベトナム 、FPT)とSBIホールディングス(SBI)は、 ベトナムの共通ポイントプログラムであるUtopの運営会社を双方出資により合弁で設立する覚書を締結したと発表した。今後、FPTの子会社であるFPTソフトウェアがベトナムにおいて会社設立登記、ライセンス取得を行い、2019年6月を目途にSBIが出資参加する予定だ。
Utopは、FPTソフトウェアの一事業として2018年12月より実証実験を実施しており、 このほどベトナムにてサービスローンチに至った。FPTグループのブロックチェーン技術である「akaChain」を活用している。当初、 FPTグループおよびFPTグループの顧客を対象にサービスを提供すると共に、有力な加盟店の獲得及びユーザーの拡大に向けて取り組む。
ベトナムでは、都市部において多くの若年層男女がパパママショップやスーパーマーケット等が独自で発行したハウスポイント(カードやアプリ)が利用されているが、複数の店舗や他業態で利用可能な共通ポイントプログラムは発展途上だという。
SBIは、これまで FPTグループ傘下の証券会社(FPT Securities)やファンドマネジメント会社(FPT CapitalFund Management)、銀行(TPBank)へ出資している。さらに、FPTなどと共同で、 ベトナムC2Cオンラインマーケットプレイス最大手であるSendo社へ出資しているそういだ。