2019年5月15日14:00
エイチ・アイ・エス(H.I.S.) H.I.S.のグループ企業で、信用保証、企業間決済サービスを提供するH.I.S. Impact Finance、GMOあおぞらネット銀行は、金融業務に係る包括的業務提携に向けた検討を開始することについて、2019年5月14日に合意したと発表した。同提携検討は、H.I.S. Impact Financeを中核として、2019年9月までを目標に契約締結ができるよう検討を行う予定だ。また、 先駆けてH.I.S. Impact Financeは、3月4日付でGMOあおぞらネット銀行を所属銀行とする銀行代理業の許可を関東財務局より取得している。
H.I.S. Impact Financeでは、GMOあおぞらネット銀行の開発力やスピードを評価し、同行を所属銀行とした銀行代理業に関する許可を取得した。そして、H.I.S. Impact Financeの金融事業の次のステップとして、同社とH.I.S.とGMOあおぞらネット銀行3社で包括的な業務提携の検討を開始するに至ったという。H.I.S.グループは現在、 旅行事業、 電力事業、 ホテル事業、 ロボット事業など幅広い分野での事業を展開しているが、それらの事業をさらに成長・拡大していくにあたり、H.I.S.グループ全体の金融業務を集中し、効率化する必要が生じていることから、H.I.S. Impact Financeを中核としたH.I.S.グループの金融事業の集中を検討する。 H.I.S. Impact FinanceとGMOあおぞらネット銀行は、H.I.Sグループでの金融分野の提携にとどまらず、新しい金融サービスの提供の継続検討も行う方針だ。 具体的には、新サービスを、H.I.S. Impact Financeの既存サービスである「決済」の拡充をもって検討する予定だという。