2020年5月6日7:00
BaaSプラットフォーム「Fimple Platform」を開発・運営するH.I.F. (旧社名:H.I.S. Impact Finance)は、 新型コロナウイルスの影響による売掛金未回収のリスク増加を背景に、 売掛金保証サービスの「Fimple保証」にて先着1,000社の売掛先の審査を無料提供すると発表した。
東京商工リサーチによると、2020年4月27日段階で、全国の新型コロナ関連の経営破綻件数は100件に上っており、今後さらに増加すると考えられている。このような状況を受け、企業の売掛金未回収リスクが増加している。同社でも3月から、売掛金保証サービス「Fimple保証」の問い合わせや、売掛先の審査のご依頼が3倍以上に急増しているという。
同状況から、従来契約前に有料で行っていた売掛先の審査を、先着1,000社の売掛先を対象に無料で行う。売掛先の審査を行ってもらうことで、経営に関する不安を少しでも取り除き、 事業に集中できる環境をサポートできればと考えているそうだ。また審査後は、「Fimple保証」を利用してもらうことで、未回収リスクを解消したい売掛債権のみ保証をかけることも可能だ。
「 Fimple 保証」は、保証料率1.0%~の売掛金保証サービスだ。保証対象となる売掛先は1社から利用可能で、最低保障金額の設定がないため少額の売掛金でも対応可能なサービスであるという。
なお、H.I.F.は、主に信用保証業・決済代行業・銀行代理業を行うBaaS(Banking as a Service)プラットフォーム企業である。