2019年5月27日18:00
鹿児島銀行は、スマートフォンを利用した決済アプリ「Payどん」の取り扱いを開始すると発表した。事前会員登録は、2019年5月26日から受け付けており、決済機能は6月27日に本店別館ビルよかど鹿児島開業時からスタートする。
Payどんはスマートフォンを利用した決済アプリの名称で、同行と契約した店舗(加盟店)で買い物代金などの支払い時に、事前にアプリに登録した同行の普通預金口座(総合口座含む)や同行独自電子マネーから即時決済を行うことが可能だ。
「Payどん銀行口座サービス」は、商品などの購入決済時にアプリにQRコードを表示し、加盟店の決済端末で読み取り、指定口座からリアルタイムに支払うサービスとなる。一方、「Payどん電子マネーサービス」は、商品などの購入決済時にアプリにQRコードを表示し、加盟店の決済端末で読み取り、チャージ残高の範囲内で支払うサービスだ。決済を行うにはあらかじめ指定口座からPayどん電子マネーにお金をチャージする必要がある。また、チャージしたPayどん電子マネーは指定口座への払い戻しもできる。
スマートフォンと同行の普通預金口座の保有者全員を申し込み対象とするなど、決済手段が多様化する中、利用者の金融サービスへのアクセス拡大を図る取り組みとなるという。
また、利用できる加盟店は、本店別館ビルよかど鹿児島14か店でスタートし、順次拡大していく予定だ。